「感謝の言葉を贈ろう」
心理学者のアーニー・J・ゼリンスキーは、心配について次のような研究結果を発表しています。
心配の40%は、決して起こらないことである。
心配の30%は、すでに起こってしまったことである。
心配の22%は、取るに足りないことである。
心配の4%は、私たちの力ではどうにもできないことである。
心配の4%は、私たちが変えることのできることである。
特に、最後の、心配の4%のみが、私たちが変えることの出来る事柄なのですという結果は、印象的です。
つまり、心配をしたからと言って何も変わらないということなのです。そして私たちは、いかに無駄な心配をしているかと思わされます。聖書は、どうでしょうか。「心配しなさい」という言葉は、ほとんど出てこないと言ってもいいでしょう。
その多くは「心配するな」です。そして「感謝しなさい」と続きます(参照マタイ6章後半)。
新しい一年が始まりましたが、毎日感謝を数え、感謝の言葉を家族や友人に贈りながら、この一年も過ごして行きたいものです。