「礼拝について考えてみよう(申命記12章より)」

1.礼拝は、手放すことから始めよう

申命記では、礼拝を勝手気ままな場所ではなく、決められた場所でするようにと命じられていますが、どういう意味でしょうか。自分の都合を優先し、まるでアラジンと魔法のランプのお話のように、神様に自分の願いをお願いすることではなく、手放すこと、そして静まって主に聞くこと。それが礼拝だと語っているのではないでしょうか。一週間を振り返り、すべてのことを一旦手放し、神様を礼拝しましょう。

2.礼拝には、感謝をもって集まろう。

もし私たちの心に、自分に実力があったから、お金があったから、頼りになる会社があったから、私はよい一週間を過ごすことができたという思いがあったら、それは取り除かなくてはならない偶像です。ただただ主の恵みによって私は支えられた、そのような感謝をもって礼拝に集いましょう(詩篇100篇1節~5節)。そして、たとえ涙をもって始める一週間であっても喜びの束を携えて集える一週間になるはずだ(詩篇126篇5,6節)という信仰を持って出かけてゆこうではありませんか。

2020年10月01日