「リーダーとは謙遜な人」

真のリーダーは謙遜な人だと思います。しかし若い頃の私は、そのようには思ってはいませんでした。リーダーについて学び、実際にリーダーと呼ばれる人々に会い、自分の考えが間違っていたことに徐々に気が付き、そして分かった真理です。
皆さん、聖書の中で謙遜な人として紹介されているのは、誰か分かりますか?(もちろんイエス様ですが、その他の人で)それはモーセです。民数記12章3節には「モーセという人はこの地上の誰にもまさって謙遜であった」とあります。え?彼は、200万人もの人々をエジプトから導いたリーダーでは?と思われることでしょう。そうです。謙遜とは、「弱々しさ」とは違うのです。では、謙遜って何でしょうか。それは「傲慢でない」ということではないでしょうか。傲慢な人は、自分を誇り、他人の成功を喜べません。傲慢な人は神を恐れたり、信頼することもしません。信頼出来るのは自分だけという人生観を持ちます。一方、謙遜な人は、自分の限界、足りなさを自覚します。ですから自分の足りないところを補ってくれる人の必要性を知っており、人間関係を大切にします。そしてその結果、人望を得ることになります。「~みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです」(1ペテロ5:5)とあります。皆さん、謙遜な人になりましょう!

2020年02月26日