「この町には私の民がたくさんいるから」

随分前になりますが、子供達と由比のおもしろ宿場館という施設に行ったことがあります。昔(江戸時代)の由比宿場の様子がとてもリアルに再現されております。その中に寺子屋(学校)がありましたが、このような説明書きが書かれていました。当時、由比の村では子供たちはお寺の和尚さんから読み書きを教わっていたそうです。何を書いて練習したかと言うと、由比に住んでいるすべての人の名前を書いて字を練習したそうです。ですから読み書きと同時に、子供たちは自分の村に住んでいる人の名前を覚えたようです。 先日のラブソナタ静岡、内容も充実したとても素晴らしい伝道集会でした。同時にこの点にも感動しました。出演者たちは手弁当で出演し、また会場のいたるところに韓国からこの伝道会のお手伝いの為にやってきた若者が動き回っていたのです。韓国の皆さんの日本に対する愛に心からの感謝を覚えた一時でした。でも同時に、このように思いました。この伝道は一回のイベントでは終わらない(完結しない)。今度は私達日本人が、「この町には私の民がたくさんいるから」(使徒18:10)という信仰をもって動いていく番だ。ふと由比での懐かしい思い出を思い出しながら、そのようなことを思い、神さまからのチャレンジに心が熱くなりました。

2019年08月01日