「心のごはん」

有名なクマのプーさんのお話の中にこんな一節があるそうです。 「クマのプーさん」で親友のコブタが尋ねます。 「プー、きみ、朝おきたときね、まず第一に、どんなこと、考える?」「けさのごはん、なににしよ?ってことだな」と、プーがいいました。 「コブタ、きみは、どんなこと?」 「ぼくはね、きょうは、どんなすばらしいことがあるかな、ってことだよ」プーは、考え深げにうなずきました。「つまり。おんなじことだね」と、プーはいいました。 クマのプーさんらしい、かわいらしいお話です。でも何か大切なことを語りかけているようなお話でもあります。食べることは生きる上でとても大切なことです。何を食べているかによって人の生き方が決まってくると言っても良いと思います。「毎日何を食べていますか。」この質問は、信仰者にとっても大切な質問です。聖書は、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる」(マタイ4章4節)と言っていますが、私達は、どんな心のごはんをいただいているでしょうか。そして、この心のごはんを楽しみにしているでしょうか。毎日、肉体と共に心のご飯(み言葉)もしっかりいただき、元気な一日を過ごしたいと思うのです。

2018年12月05日