「秘密を話すことは一番の贈り物」

先日、ポール・トゥルニエという人の「秘密」という本がある文章の中で紹介されていました。このような内容でした。
「親は子供が秘密を持つことを恐れてしまいますが、それは間違いではないか。子供は皆ある年齢になると親に隠し事をするようになります。それが秘密であり、『独立に欠くことのできない道具』なのです。

その秘密を尊重することはその人の人間性を尊重することで、これは子供だけでなく大人にとっても同じです。」トゥルニエは、さらに「秘密を持つこと」から「秘密を打ち明けること」の重要性も語っているそうです。 「人は自分が秘密を打ち明ける相手と人格的に結びつくようになり、それによって一個の人間になる。秘密を話すことは自分の自我を相手に与えることです。それは一番の贈り物であり、一番、人を感動させるものなのです。 これは、人間関係において大切なことであると同時に、神様との関係においても全く同じことです」「秘密を話すことは一番の贈り物」私は神様にどのくらいこの「秘密」を話しているだろうか。と考えさせられました。

デボーション(聖書を読み黙想する時間)こそ、神様に私の秘密を話し語り合う時間です。どうぞ、朝(晩でも構いません)のデボーションを大切にしてください。

2018年08月16日