「失くした銀貨を見つけたから」


先日の新聞に、静岡県警で扱った2017年の遺失物・拾得物取り扱い状況が報告されていました。読んで驚きです。
警察や交番に届けられた拾得物が1年で51万点もあるそうです。その中でもナンバーワンは、財布で2万6532点、そして次は傘で2万1433点、現金の拾得は何と4億1265万円になるそうです。
現金と聞くと、それからどうなったのかが気になりますが、落とし主が現れ無事に元に戻ったのは68%で2億8099万円でした。
だから落としてもそのまま。つまりあきらめて取りに行かなかった(届けなかった)金額が1億3千万円以上あったということです。
さらに現金では100万円以上の高額拾得も8件あったということですから、本当に驚きです。
変わったところでは、動物の拾得物も483件あったそうです。犬が250件、鳥が108件、猫が66件等々、山椒魚(さんしょううお)や蛇の届け出もあったそうです。動物たちはその後、一体どうなったのでしょうか。とても気になります。
聖書には、こんな記事があります。嫁入りに必要な銀貨10枚の内の1枚を無くしてしまった女性のお話です。必死に探して見つけ、思わずこう言います。「失くした一枚を見つけました。一緒に喜んでください。」私達の信じる神様は、無くしてそのままにしてしまうようなお方ではありません。私を探し迎えに来て、そして「失くした一枚を見つけました。一緒に喜んでください」と言ってくださるお方です。

2018年05月31日