「いのちは時間」

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。」(Ⅰテサロニケ5:16~18)
日野原重明先生のご本の中に、このような文章があります。「小学校を訪れ子供たちに『いのちはどこにありますか』と聞くと、大概は自分の心臓を指します。でも、心臓は血液を送り出すポンプです。生きる為に大切な臓器だけど、いのちではありません。いのちとは、私たちが自由に使える時間なのです。いのちも時間も目には見えないけれど使うことができる。時間を使うことでいのちが形となります。生まれてから死ぬまでの時間は、すべての人に平等に与えられています。肝心なのは、自分のいのちである自分の時間を有意義に使うことです。」なるほど、と思いました。私たちは、もっと良い環境や、お金があればあれもできるこれもできるのにと、思ってしまいますが、意外に時間に関しては、頓着なく、つまらない使い方をしているものです。いのちとは、私たちが自由に使える時間です。聖書は、私たちに、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。」と命令しております。喜び、祈り(神様に目を向けること)、感謝しながら、毎日毎日を有意義に過ごして行きたいと思いました。

2017年12月29日